安全靴とは、着用者のつま先を先芯で防護し、滑り止めを備えている靴になります。JICの合格基準を満たしたものだけが安全靴と認められます。男性だけではなく女性向けのものも販売されています。女性向けの安全靴は、男性向けよりもサイズが小さくなってます。
先芯はスチールまたは樹脂製のもの2種類から選ぶことができ、フィッティング性に優れたスニーカータイプ・マジックテープで紐を使用をせず脱ぎ着がしやすいマジックタイプ・くるぶしの上まで覆えるハイカットタイプなどがあります。使う場面によって選び方は変わってきますが、疲れない靴を選ぶときには軽量性・通気性・クッション性・耐滑性などに考慮したものを選んでいくことがポイントです。特に女性の場合重要なのが軽量であるという点で、重いと足に負担がかかります。通常の靴よりも安全靴は重く作られているため、できるだけ足の負担を軽くしたいなら先芯が軽い樹脂製のものを選ぶと無難です。
靴の内部の温度が上がるのも疲れの原因になります。蒸れづらいものとしては、通気性の高いメッシュ素材が良いとされています。クッション性は靴底に厚みがあるか、衝撃吸収ができる素材かが重要です。クッション性のあるインソールを使うというのも効果的だとされます。
また、滑りづらさも大切で、靴底が滑ると滑らないように力を入れる必要があるため疲れにつながります。安全性にも関わってくることから、耐滑性のある靴を選ぶように心がけます。
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